金属アレルギーとアクセサリーの素材|真鍮・シルバー925・ピューターは着けられる?かぶれにくい選び方
夏になると、アクセサリーのご相談がふえます。
汗をかく季節は、耳もとや首もとがかゆくなった、赤くなってしまった、という声をよく聞くんですよね。
金属アレルギーかもしれない、と思うと、せっかく好きなデザインを見つけても手が止まってしまう。
その気持ち、私もよく分かります。
今日は、金属アレルギーとアクセサリーの素材のことを、私の分かる範囲でお話ししようと思います。
そもそも、金属アレルギーってどうして起きるの
金属そのものにかぶれるというより、汗や体液に金属が少しずつ溶け出すのが始まりだと言われています。
溶け出した金属がイオンになって、肌のたんぱく質と結びつく。
それを体が「敵」と勘違いして、かゆみや赤みとして出てくる、という流れですね。
だから、汗をかく夏は症状が出やすいと言われています。
そして、溶け出しやすい金属ほど、アレルギーの引き金になりやすいという感じです。
かぶれにくいと言われる素材(サージカルステンレス・シルバー・チタン)
溶け出しにくい金属は、アレルギーが出にくいと言われています。
よく名前が挙がるのが、サージカルステンレスです。
医療の器具にも使われる素材で、汗に強くて錆びにくい。
ピアスのポスト(耳に通す軸)の部分に使われていることが多いです。
シルバー925も、比較的トラブルが少ない素材だと言われています。シルバーのお手入れやブランドのことは、こちらのコラムにまとめています。
アレルギーがはっきり出やすい方には、チタンやサージカルステンレスがよく選ばれています。
真鍮やピューターは、着けられないの?
じゃあ真鍮やピューターはだめなの、と聞かれることがあります。
一概にそうとは言えない、というのが私の感覚です。
真鍮は銅と亜鉛の合金で、色の深みや、使うほどに変わっていく表情が魅力の素材です。真鍮のことはこちらのコラムにくわしく書きました。
肌に合う方はずっと愛用されていますし、合わない方もいます。
ピューターは錫を主体にした合金で、鉛を含まないものが主流です。ピューターってなに?のコラムもよかったら。
やわらかくて細工がしやすいので、細かいモチーフの表情が出しやすいんですよね。
体質は本当に人それぞれなので、心配な時は短い時間から少しずつ試すのがいいと思います。
それでも心配な時に、できること
肌に触れている時間を短くするのが、いちばん簡単な工夫だと思います。
汗をかいたら、こまめに拭く。
帰ったらすぐ外して、やわらかい布で汗や皮脂をぬぐう。
これだけでも、金属の溶け出しはかなり抑えられると言われています。
どうしても気になる時は、金具だけサージカルステンレスやチタンのものに替えるという手もあります。気になる方はご相談くださいね。
サージカルステンレスの金具で、小さな相棒を
そんな「肌にふれる金具はかぶれにくいものがいいな」という方に、ひとつご紹介しようと思います。
Palnart Poc(パルナートポック)の「食いしん坊ハムスター ピアス」です。
ゴールデンハムスターが、頬袋にひまわりの種をむぎゅむぎゅ詰め込んでいる姿。
ぽってりしたお腹と、ピンクの手足がなんとも言えません。

モチーフの本体はピューターで、耳に通すポストの部分はサージカルステンレスです。
肌に直接ふれる金具がかぶれにくい素材なのは、私の中では大きな安心材料です。

大きさは縦2センチ弱。
小さいのに、種を抱える手つきまでちゃんと作り込まれています。
ハムスター好きさんへの贈りものにも、よろこばれると思います。

価格は4,950円(税込)です。
ひとつずつ表情がちがうので、届いたハムちゃんとの出会いも、楽しみにしていただけたらうれしいです。
金属アレルギーがあると、アクセサリー自体をあきらめてしまいがちです。
でも、素材を知って選べば、着けられるものはちゃんとあります。
あなたのお気に入りが、痛みやかゆみなく、長く続きますように。