アクセサリーの保管方法|変色・からまり・傷を防ぐしまい方(素材別のコツ)
梅雨が明けて、朝から蝉の声がしています。
夏は汗もかくので、アクセサリーの出番がすこし減るという方もいるかもしれません。
ひさしぶりに引き出しを開けたら、ネックレスのチェーンがからまっていた。
お気に入りのシルバーが、黒っぽくくすんでいた。
そんな経験、ありませんか。
しまい方をちょっと変えるだけで、次に使うときの気持ちがずいぶん違うと思ったんですよね。
今日はアクセサリーの保管方法を、素材ごとのコツもふくめてご紹介しようと思います。
アクセサリーが傷む、三つの原因
しまい方の話の前に、何がアクセサリーを傷めるのかを整理しておきます。
大きく三つあります。
ひとつは、変色です。
空気中の湿気や、汗・手の皮脂に触れることで、金属の表面がくすんだり黒ずんだりします。
とくにシルバーや真鍮は、しまいっぱなしで空気に触れているだけでも、少しずつ色が変わっていきます。
ふたつめは、からまりです。
細いチェーンは、無造作に重ねて置くと、あっという間にからみ合います。
むりにほどこうとして、切れてしまうこともあります。
みっつめは、傷です。
金属どうしがぶつかったり、硬いものと一緒に入れておくと、表面に細かい擦り傷がつきます。
この三つを防ぐことが、そのまま保管のコツになります。
基本は「ひとつずつ・湿気を避けて」
むずかしいことはありません。
基本は二つだけです。
ひとつずつ分けてしまうこと。
そして、湿気を避けること。
アクセサリーを一つずつ小さな袋や仕切りに分けておくと、からまりも、ぶつかり傷も同時に防げます。
ジュエリーボックスの仕切りでもいいですし、チャックつきの小袋でも大丈夫です。
私の場合は、いただきものの箱や巾着を、仕切りがわりに使っています。
湿気については、引き出しの奥や、洗面所のそばを避けるだけでもだいぶ違います。
乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れておくと、さらに安心です。
お菓子や海苔に入っている小さな乾燥剤を、とっておいて使うくらいで十分です。
素材別の、しまい方のコツ
素材によって、少し気をつけたい点が変わります。
シルバー(銀)
シルバーは、空気に触れているだけで黒ずんでいきます。
使ったあとに乾いた布でさっと拭いて、できれば空気に触れない密閉袋に入れておくと、黒ずみのスピードがぐっと遅くなります。
チャックつきの袋に入れて、中の空気を抜いておくだけでも違います。
黒ずんでしまったときのお手入れは、こちらの記事にくわしく書いています。
真鍮(しんちゅう)
真鍮も、空気と湿気で色が変わっていきます。
こちらは、乾燥を第一に。
使ったあとに手の脂を拭き取って、乾いた状態でしまいます。
真鍮の色の変化は、それ自体が味でもあります。
変化を楽しむか、こまめに拭いてきれいを保つか、真鍮の記事も見ながら、お好みで選んでいただけたらと思います。
ピューター
ピューターは、やわらかい金属です。
傷がつきやすいので、硬いものと一緒にせず、単独でやさしくしまってあげてください。
ピューターってどんな素材?というお話は、こちらの記事にまとめています。
パール・天然石
パールや一部の天然石は、乾燥させすぎると逆によくないことがあります。
ほかの金属アクセサリーとは分けて、やわらかい布にくるんでおくと安心です。
ネックレスが、からまらないしまい方
ネックレスのからまりは、しまうときのひと手間で防げます。
コツは、チェーンの留め具をとめてから、まっすぐに寝かせること。
留め具を開けたままにすると、そこから別のチェーンがくぐって、からまりの原因になります。
細いチェーンなら、フックや小さなピンに引っ掛けて吊るしておくのもいいです。
チャックつきの袋にチェーンの端だけ出して、袋の口ではさんでおくと、動かずにからまりません。
それでもからまってしまったときや、金具が外れてしまったときは、ネックレスのチェーンが外れた・切れた時の直し方に、直し方をまとめています。
こういうお気に入りこそ、丁寧にしまいたい
保管のお話をしていると、丁寧にしまいたくなる一本を思い出しました。
Nick Hubbard(ニック・ハバード)の「ハートロック シルバー ネックレス」です。

英国生まれのシルバーブランドで、ぽってりと重みのあるチェーンの先に、ハート型の南京錠がついています。
10万個を超えて愛されてきた、定番のラッキーチャームです。

この錠前、飾りではなくて、本当に開け閉めができます。
チェーンを引くように動かすと開いて、爪の部分を押し下げると閉まります。
大切なものに、そっと鍵をかけるような気持ちになる一本です。

素材は925スターリングシルバー。
長さは約50cmです。
シルバーなので、使ったあとに拭いて密閉袋に入れておくと、あの銀色を長くきれいに保てます。
まさに、今日お話しした「保管のしがい」がある一本という感じです。
お値段は22,000円(税込)。
すこし特別な、自分へのごほうびにも、大切な方への贈りものにも似合うと思います。
しまい方で、寿命は変わる
アクセサリーは、しまい方で寿命がずいぶん変わります。
ひとつずつ、湿気を避けて。
たったそれだけで、次に開けたときの「あ、きれい」がずっと続きます。
お気に入りを、長く楽しんでいただけたらうれしいです。