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神奈川県 A藤 様

2019年4月3日にご注文いただきました神奈川県のA藤様。

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【買い付けとモルモットの旅】カリフォルニア・オーハイ 2

オーハイ・デイ(Ojai Day)

 
アメリカ到着の翌日、オーハイ・デイという町のお祭りを見に行きました。
 
このオーハイ・デイでは毎年、メインストリートを封鎖し、交差点にその日限りの絵が描かれます。
 
Ojai Day
 
道に描かれた絵柄は、全体像が分からないほど大きく描かれています。
上から見るとどんな絵なのか気になっていましたところ、ちゃんと全体像を飾ってくれていました。
 
2018年Ojai Day
 
この絵は今日のお祭りが終わるとすぐに消されてしまいます。
こんな大きくて立派なアートが一日限りの命なんてもったいないと思ってしまいますが、日を経るごとにだんだんと色あせ消えて行ってしまうのを見るよりも、思い切って一日でスッパリ消してしまう思い切りの良さも良いのかもしれません。
 
また、この日限りの干し草運搬車も走っています。レトロでかわいい!
 
干し草運搬用車
  
メインストリートではたくさんの出店者がテントを張り、商品を販売しています。当店で日本の皆様にご紹介するのに良さそうな素敵なアクセサリーや作家さんとの出会いが無いかと、歩き回りました。
 
Ojai Day Vendors 
 
とっても個性的で惹かれたアクセサリーショップのテントがありました。
モサモサの毛が可愛い犬を連れたおばあちゃん作家さん。犬も可愛くて散々撫でさせてもらいました。お話好きのおばあちゃんも優しくて良いお方。
 
私個人としましてはすっごく好きなアクセサリー達だったのですが、個性的過ぎておそらく普通の日本人には好まれ難いかなと思いまして、仕入れ候補としては却下。
それでも自分用として何か買いたくて長々と商品を眺め、通りを一周回って心を落ち着かせてからまたこのテントに戻ってきて眺め、決めきれなくて頭が痛くなってきたのでホームページアドレスを書いたショップカードをいただいて帰りました。
 
他にも、近くにアトリエがあるから時間があったら見においでと言ってくれる地元の陶芸作家さん、遠くから何時間もかけてやって来たという自然派ボディクリームとハンドクリームのお店、シンギングボウルをたくさん持ってきていて鳴らし方を教えてくれた天然石のお店のおじさま、ハンドメイドアクセサリーの作家さん達は特に、日本人とは違った感性で作られた作品が面白く、楽しく見られました。
 
去年エリンさんが送ってくれた「ウェルシュケーキ」のお店が今年も出ていて、即購入!
パン好き、スコーン好き、スパイスやドライフルーツ好きの私が大好きになってしまったこのお菓子(パンかな?)。エリンさんもこのオーハイ・デイでしか見かけたことが無く、去年一度食べた切り購入できる機会が無かったといいます。
ほんとは全種類一つづつ買いたかったくらい大好きなのですが、旅の途中なのであきらめ、干しブドウが入ったウェルシュケーキとシナモンのスコーンを一袋づつ買いました。
 
ウェルシュケーキはイギリス、ウエールズ地方の伝統的なお菓子で、19世紀ごろに誕生したようです。形状は小さな固めのパンケーキと言いますか、やや平べったいスコーンと言いますか。2~3日日持ちするようで、冷めてもおいしいお菓子。おやつにぴったりで、子供のおやつとして炭鉱労働者の食事として長年愛されてきたというお話です。
 
ネットで調べるとレシピもたくさん出てきたので帰国してから自分で作ってみようと思います。
 
個性派アクセサリー店を見つけたあたりから興奮しすぎて、お店の写真もアクセサリーもおいしそうなスコーンも全て写真を撮り忘れておりました…残念。
 
アメリカン ビンテージ カー 
 
お祭りの一角にはレトロな車がたくさん飾られていてかっこいい!どうして古いデザインってこんなにかわいらしいのでしょうか。どの車も持ち主さんがまだ現役で乗っているようです。
 
道を走っていても、古い車を結構頻繁に見かけます。
 
カリフォルニアはレトロ・カー、ヴィンテージ・カーを愛する人々が集まる地域だそうです。他のエリアでは雪が降ると雪を解かすために道に塩をまくそうです。その塩が車にはよろしくありません。ボディーを痛める原因となってしまいます。
 
ですがここでは気候が温かくそもそも雪が降ることが非常にまれです。そして、雪が降った場合も道にまくのは塩ではなく砂なのだそうです。なので古い車が傷みにくく、レトロカーを長く愛用したい人にとっては良い環境なのだそうです。
 
 

アンティークショップ

 
さてさてオーハイ・デイを一通り見て回ったので、次は町のお店を見て回ることに。
町のメインストリートには小さなお店がたくさん並んでいます。
 
オーハイでは大企業の経営する店ではなく、地元の小さなお店を応援するための決まりがあるらしく、スターバックスやマクドナルドのようなチェーン店はここでは経営できないようになっているそうです。その為そのような飲食店に行きたいと思ったら、車でしばらく走らないといけません。
 
大企業が運営するチェーン店も普段から利用させていただいて恩恵を受けておりますが、個人が経営する小さなお店の集合体は見るのがとっっても楽しいです!それぞれ個性があってディスプレイも店構えも面白く、小さいお店なりのすばらしさが詰まっていて、ワクワクし通しでした。
 
雑貨屋さん
 
木々が茂って屋根代わりになっている狭い通路を抜けて奥にあるお店に入っていったり、オーナーさんが「10分で戻ります」と看板を掛けて出かけていて店に誰も居なかったり、地元の作家、アーティストの作品を売っているギャラリーがあったり、店の建物の間に広い芝生広場があって寝ている人が居たり。
 
当店スタッフからアンティーク商品の仕入れをしてくるよう指令が出されていましたので、アンティークショップでは閉店時間を知らぬ間に過ぎてしまっていたほどじっくり見させてもらってしまいました。
 
ヴィンテージ・トイ
 
持って帰るには少々大きなオルゴールを見つけ、しばらく悩みます。
店を二周目回って戻ってきてまだ悩んでいると、一緒に居たエリンさんが
「ここは家から近いし、後でまた戻って来られるよ」
と言ってくれたので、ひとまず記憶に留め置いて即購入は止めておきました。
私は突飛なデザインのものに目が行きがちなので、衝動買いすると大体失敗します。ちょっと落ち着いてから改めて本当に必要かどうかゆっくり考えた方が良い買い物ができると思っています。
 
他にも数天気になった品があったのですが、展示品で販売してくれないとのこと。私は普段から店主さんご自身のコレクションで販売はしておらず、展示のみの品物に目を付けてしまう確率が高いんですよ…!残念”(-“”-)”
 
初めての海外仕入れに興奮し、ついつい長居していましたら閉店時間が過ぎていることに気づかず、入り口の扉は締められて、他のお客様方はいなくなっておりました!
長居してしまいすいませんでした!

 
どうやらアメリカの個人店の閉店時間はマチマチで、こちらのお店は4:30が閉店時間でした。
飲食店でもないのに四時半って結構早いのではないかと思いますが…自由なんですね!

 
 

 

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