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神奈川県 A藤 様

2019年4月3日にご注文いただきました神奈川県のA藤様。

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【おすすめ文房具】人気 文房具よりもオススメ!一生もののボールペン

中学生が書いたような子供っぽい字。私の書いたメモには、そんな字ばかりが並んでいます。
大人になると美しい大人の字になるのかと思っていましたが、そうではないようです。
字の綺麗な人は、大人になるまでにその美しさに見合った努力をされてきたのでしょうね。
 
 

文房具の世界

 
世の中には文房具マニアの方々がいらっしゃるようです。
本屋さんで「文房具屋さん大賞」とか「文房具図鑑」、「万年筆の全て」のような雑誌や本を見かけると、自分の知らない楽しいマニアックな世界があるんだと感じて、興味をそそられます。
 
一言で文房具と言っても、ハサミや付箋、ペンケースに筆記用具など色々あります。
お値段重視のものから、使いやすく工夫されたもの、デザイン性に優れたもの。色々ありすぎて、もうどれを選んで良いのか分らなくなるほど。
色々ありすぎるので、購入する前からもう頭の中は「私の手に負えない」感が漂っています。結局のところ使ってみないと分らないので、使い心地も分らないのに購入してみるほどの勇気(興味?)が持てないまま、買わずに帰宅することが過去には多々ありました。
 
そういえば、スケジュール帳だけは毎年同じ物を購入するほど気に入っています。大好きなキャラクター「どせいさん」がカバーイラストになっている、愛してやまないお気に入りの文具です。
 
スケジュール帳は忘れっぽい私には必須アイテムなので使いやすいお気に入りを毎年購入しますが、それ以外の文房具にはそれほどこだわりはありません。
ですが、そんなこだわらない私でも長年興味を持ち続けている筆記用具があります。万年筆です。
 
 

万年筆の魅力

 
子供の頃から何度も繰り返し読んできた大好きな作家、畑正憲さんが執筆活動をするときに使用するのは万年筆なのだそうです。万年筆によって書き心地が変わるのは分りますが、一本の万年筆でも使っているうちに書き心地が変わってくるのだそうです。
書き始めはどうにもしっくりなじまず、でも書き続けているうちにだんだんと思い通りに書けるようになり、最終的には書き心地が良くなりすぎて恐ろしくなり、万年筆を購入した店に「このペンはおかしい」と聞きに行ったこともあるそうです。そのペンは最高の書き心地を発揮した直後にペン先が壊れ、修理に出さなければならなくなった…というご自身の体験談を読んでから、万年筆は魔力が宿る魔法の筆記用具なのでは無いかという疑いを密かに持ち続けています。
 
畑先生のエッセイを読んでからというもの、私もお気に入りの万年筆を持ってみたいと願い続け、見かける機会があればいつもチラリと横目で眺めています。
畑さんは執筆が本業なので書き心地の良い万年筆は必須アイテムなのでしょうが、書くと言えばメモを取るかスケジュール帳に予定を書き込むぐらいの私。そんな私が万年筆を使ったのでは、インクが中々乾かないことに苛立ちを覚えるだけで、万年筆の本来の良さを味わうこと無く使いこなせないのではないかと恐れてもおりました。だって安い水性ペンでも中々乾かないものにはイラッとしてしまうことがあるのですから。
 
 

ボールペンの魅力

 
だったらインクが乾かなくて困る事の無い、素敵なボールペンを愛用すれば良いのではないでしょうか?ですが、これまで気に入るものに出会えていませんでした。香川県内で私が出歩く範囲の文房具屋さんでよく見る高級筆記用具は万年筆が圧倒的に多いのでした。それに普通に見かけるような上品で洗練されたものにはあまり心引かれないのです。
何か一つ心を鷲掴みされる要素をまとった、個性的なボールペンとの出会いを長年待っていました。
 
そんなときに出会ったのがボルトアクション・ボールペンです。
ボルトアクションボールペンは、通常見かける頭を押すと芯が出てくるボールペンとは構造が少し違います。芯の出し入れはボルト部分を押し、横へひねって溝にひっかけるという独特な動作で行います。
 
「ボルトアクション方式」とはライフルに利用されている構造で、ボルトを手動で操作することで弾薬の装填、排出を行う機構を有する銃の総称だそうです。ライフルの構造を利用したボールペン。とんでもなく男心をくすぐるではありませんか!(男じゃない私でも心引かれてしまいました。)
 
上品で洗練されたボールペンとは一線を画する、こんな個性派との出会いを待っていたのです。
 
どんな筆記用具も実際に書いてみないと書き心地は分りません。闇雲に良さそうなペンを購入して試してみるより、まずデザイン性なり素材なりをどうしようも無く気に入ったペンから試してみたいものです。そしてこんな素敵なペンなら字の練習だってしてみたくなるもの。
 
 

ハンドメイドボールペン作家 いもゆで工房

 
そんな一目で魅了されてしまったボルトアクションボールペンを制作する作家さん【いもゆで工房】
 
最初に目にしたのはボールペンでしたが、シャープペンシルなども旋盤による削り出しで作っておられます。
使う素材は洋白、真鍮、各種銘木、角など。手作業による製作ですので一点ずつボリュームもサイズも違います。ピューター小物も自宅で鋳造しておられるため、一点ずつ微妙に風合いが変わってくるそうです。
 
普通あまり見かけないほど持ち手部分が太いもの、長いもの、短いもの。
キュッと引き締まったウエストがあるもの。
木と金属の組み合わせの美しさ、素材の色のコントラスト。
いもむしモチーフの個性派シャーペン。
金属のオブジェのようなスタンド式。
どれ一つとっても飾っておきたくなるような、一生の宝物になりえるペンです。
 
また一つ、当店に個性的な作家さんの作品をお迎えすることができてとても嬉しく思います。
後日ご紹介して参りますので掲載をお楽しみに!
 
 

 

 

 

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