【対処方法】イヤリングがゆるい・落ちる時の締め方|ネジバネ式・クリップ式・蝶バネ式それぞれの直し方

夏になると、耳もとが軽いものを選びたくなります。
髪をまとめる日が増えるからでしょうか。
私も最近はイヤリングばかり着けています。

ただ、夕方になると少しずつ下がってくることがあって。
気づいたら片方だけ無くなっていた、ということが何度かありました。

同じ思いをされている方が多いようで、「イヤリングがゆるい」という言葉でこのブログにたどり着く方がいらっしゃいます。
今日はその調整方法を、金具のタイプごとにご紹介しようと思います。

イヤリングがゆるくなるのは、金具が疲れているから

イヤリングの金具は、バネや金属の弾力で耳たぶを挟んでいます。
着け外しを繰り返すうちに、その弾力が少しずつ落ちていきます。

とくに真鍮やピューターのようなやわらかい金属は、力がかかると形が変わりやすい性質を持っています。
壊れたわけではなく、金属が疲れている状態、という感じです。
締め直せば、また元の着け心地に戻ります。

ネジバネ式イヤリングの調整方法

ネジバネ式は、耳たぶの後ろに小さなネジが付いているタイプです。
丸い玉のようなパーツがぶら下がっているので、見分けやすいと思います。

ゆるい時は、その玉を右に回してみてください。
ネジを締める向きです。
半回転ずつ、着けては確かめる、を繰り返すのがおすすめです。

一度に締めすぎると、今度は痛くなります。
私の場合は、鏡の前で3回くらいに分けて少しずつ調整しています。

ネジを目いっぱい締めてもゆるい時は、金具の付け根が開いてしまっていることがあります。
その場合は次の方法になります。

金具そのものが開いてしまった時

コの字に曲がっている連結部分を、指かペンチで少しだけ内側に寄せます。
ペンチを使う時は、布やティッシュを一枚はさんでから挟んでください。
金属に直接あてると傷が付きます。

力を入れるのは本当に少しで大丈夫です。
1ミリ動かすつもりで、がちょうどいい加減だと思います。

クリップ式・蝶バネ式イヤリングがゆるい時

クリップ式にはネジがありません。
バネの力だけで耳たぶを挟んでいます。

「蝶バネ式」と書かれているものも、同じ仲間だと思っていただいて大丈夫です。平たいバネで耳たぶをパチンと挟むタイプで、ネジを回す手間がないぶん、着け外しがすばやくできます。挟む面が広いので、大ぶりのモチーフでも前に傾きにくいという良さがあります。お店によっては「バネ式」とだけ書かれていることもあります。

直し方は、このあとご紹介する手順で大丈夫です。

この場合は、開閉する部分の付け根を軽く押さえて、閉じる角度を狭くします。
洗濯ばさみの合わせ目を締めるようなイメージです。

こちらも布をはさんで、少しずつ。
クリップ式は構造が単純なぶん、締めすぎると戻しにくくなります。

イヤリング金具の締め方

ペンチでイヤリング金具の連結部分を締めているところ

ペンチを使う時は、布やティッシュを一枚はさんでから。少しずつ、着けて確かめながら締めるのがこつです。

逆に痛い時の緩め方

締めすぎると、1時間もしないうちに耳が痛くなります。
その時は逆の手順で、ネジを左に回す、金具を外に広げる、で緩みます。

痛みの原因が締め付けではなく、当たる面が硬いことにある場合もあります。
その時はシリコンカバーが効きます。
透明の小さなキャップを、金具の当たる部分にかぶせて使います。

面で支える形になるので、同じ強さで留めていても痛みがずいぶん減ります。

そもそも落ちにくくするために

ここまで直し方の話をしてきましたが、落ちにくくする工夫もいくつかあります。

ひとつは、着ける位置です。耳たぶのいちばん下ではなく、少し上の厚みがあるところで留めると安定します。下の縁は薄いので、どうしても滑りやすいのです。

もうひとつは、シリコンカバーです。痛みを減らす部品として先ほどご紹介しましたが、滑り止めとしても働きます。同じ締め具合でも落ちにくくなります。

それから、重さです。大ぶりのモチーフは下向きに力がかかるので、金具をいくら締めても少しずつ回ってくることがあります。締め直してもすぐ下がってくる時は、金具ではなく重さのほうが原因かもしれません。その場合は、耳たぶを挟む面が広い蝶バネ式やクリップ式のほうが向いています。

髪をおろす日は、耳にかからない長さのデザインを選ぶ、という手もあります。髪が引っかかって外れることが、思っているより多いのです。

外出前にひとつだけ確かめるとしたら、軽く下に引いてみることだと思います。すっと動いてしまうようなら、その日は半回転ぶん締めておくと安心です。

はじめから調整できる金具を選ぶ、という手もあります

ここまで直し方の話をしてきましたが、調整できる作りのものを選んでおくと、そもそも困りません。
当店で扱っているものだと、パルナートポックの「調整式 イヤリングコンバーター」がそれにあたります。

調整式 イヤリングコンバーター星 シルバー パルナートポック

星のモチーフが付いた、シルバーの小さな金具です。
本来はピアスをイヤリングに変えるための道具で、ピアスの針をここに差し込んでキャッチで留めるだけで、イヤリングとして着けられます。

ピアスホールを開けていない方が、気に入ったピアスのデザインを諦めなくて済む、という感じです。

ネジバネ式で硬さを調整できるイヤリングコンバーターの金具部分

そして、この金具自体がネジバネ式です。
硬さが足りない時は連結部分をペンチで挟んで締める、と商品の説明にも書かれています。

さらにシリコンカバーが最初から付いています。
上でお話しした痛くなりにくくするための部品が、買った時点でそろっている形です。

イヤリングコンバーターを耳に着けたところ 星のモチーフ

着けるとこんな風に、耳たぶの縁で星が横を向きます。
星の部分は縦8ミリ×横9ミリ。
主張しすぎない大きさだと思います。

素材はモチーフがピューターで、金具は真鍮。
ピューターはやわらかくて肌あたりのいい金属です(ピューターってなに?)。
真鍮の変色やお手入れについてはこちらの記事にまとめています。

シルバーとゴールドの2色があって、星のほかにしずく型も並んでいます。
パッケージ入りなので、イヤリング派のお友だちへの贈りものにも。
ピアスと一緒に渡すと、そのまま使っていただけます。

ゆるいまま我慢しなくて大丈夫です

イヤリングは、落としそうだと思いながら着けるものではないと思っています。
ネジを半回転回すだけで、その心配がなくなることがほとんどです。

今日ご紹介した調整は、どれも数分で終わります。
ゆるくなってしまってしまいこんでいるイヤリングがあれば、一度出してみてください。

▶ 「調整式 イヤリングコンバーター星(シルバー) シリコン付き」の商品ページはこちら

ほかにも、こんな時の記事があります

アクセサリーの「困った」をまとめた記事が、当店にはほかにもあります。よろしければ、あわせてご覧ください。

イヤーカフが落ちるときの調整方法|つけ方のコツと、痛いときの直し方
ピアスのキャッチが落ちる・なくしたときは|キャッチの種類と、外れにくいものの選び方
月モチーフのイヤリング|ピアス穴がなくても着けられる三日月のアクセサリー
金属アレルギーとアクセサリーの素材|真鍮・シルバー925・ピューターは着けられる?
ブローチのつけ方|服に穴が開くのを防ぐ留め方と、重くて垂れるときのコツ
ネックレスのチェーンが外れた・切れた時の直し方|丸カンの開き方と閉じ方

補足:パルナートポックのイヤリング金具について

少し前からではありますが、パルナートポックのイヤリング金具に変更がありました。
ネジで締めるバネ式の金具から、シリコンカバー付きの耳たぶを挟むタイプの金具にリニューアルされています。

「耳が痛くなりにくいのは良いけれど、この形のイヤリングは落ちやすくて…」
といったご意見も耳にします。
以前のようなネジ式ではなくなりましたが、新しい金具でも実はお好みのかたさに締められるのです。

現在は新旧のイヤリング金具が混在して販売しておりますが、順次今回ご紹介しました新タイプのものに変更となります。

イヤリングそのものを探す時は

金具の話ばかりしてしまいましたが、当店はアクセサリーのお店です。
動物モチーフのピアスとイヤリングを、800点以上そろえています。

猫、うさぎ、鳥、カエル、小さな生きものたち。
パルナートポック、ルチカ、林檎屋など、国内外のブランドから少しずつ集めたものです。

動物モチーフのピアス・イヤリングを見る

金具の種類や着け心地で迷われた時は、お尋ねいただければお答えします。
今日お話ししたような調整のことも含めて、お手伝いできると思います。

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