牧草の栽培 始めました【チモシー】小動物用生牧草の生産
動物愛
当店の取扱商品に動物モチーフが多いことでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、生き物が大好きです。
動物が好きすぎて「スキニーギニアピッグ園」という名前でヘアレスモルモットのブリーダーもしています。
良い牧草を探し求める
モルモットに欠かせない食物、牧草。
いつも利用させて頂いて居る牧草店から20kg単位で購入しています。
お気に入りの牧草店ではあるのですが、やはりモノは「植物」です。
時期によって、年によって、または生産地によって、牧草の出来具合がマチマチ。
うちのモルモットさん達は堅い部分が多いと食べ残すし、茶色い部分が多いとこれまた食べ残すし、あるいはせっかく購入した牧草に結構な割合で牧草カスみたいな粉が混じっていてそもそも食べられる部分が少なくないか?ということもあるのです。
その為「ここの店のこの牧草ならいつ買っても間違いが無い!」という牧草にまだ出会えていません。
ペットショップで1kgつづくらいの袋に入っているものならまぁまぁ食べてくれるのですが、お店で小袋を購入しているとお金がかかって仕方がありません。
大きな牧場みたいに何十キロ単位で買うことが出来れば良い牧草農家さんから買えたりするのかしら…
いやでも何十キロもの牧草の保管場所は?駐車場?車の置きは所がなくなるのも困るし・・・
と、これまで色々悩んでいました。
そんな折り、チモシーの種を販売しているお店があるのを発見!
うちは畑も田んぼもあることだし、一度挑戦してみようと思い立ちました。
チモシーって何だ
チモシーは北海道において最も広く利用されているイネ科牧草です。
また、北海道以外では青森県などの東北北部で主に利用されています。
チモシーが北海道で広く利用されている主な理由は、耐寒性や雪腐病に強く、永続性に優れていること、刈り遅れても嗜好性が低下しにくいことなどが挙げられるそうです。
チモシーの種類
モルモットが食べる牧草はチモシー、アルファルファ、オーツヘイ、オーチャードグラスなど種類はいろいろありますが、アダルトモルモットに通常開けるのはチモシーの場合が多いかなと思いましてまずはチモシーを育てることに。
種苗屋さんでチモシーを見て早速購入しようとしましたら、
●普通種
●クンプウ(極早生)
●クライマックス(中生)
●ノサップ(早生)
●アッケシ(中生)
●キリタップ(中生)
●なつさかり(晩生)
とチモシーの中に7種類も選択肢があるではないですか。チモシーって一種類しかないのかと思ってました・・・
チモシー初心者の私にはどれが良いのだか香川県の風土に合っているのだか全くわかりません。
各種類の説明を記載してくれていましたので読んではみますが、
クンプウ(極早生種)
・草丈はやや低めで、茎の太い直立型だが、差勢力が旺盛な採草用品種です。
・北海道・北東北地方の栽培に適します。
ノサップ(早生種)
・再精力旺盛で、2・3番草収穫が高い品種です。
・北海道・北東北地方の栽培に適します。
なつさかり(晩生種)
・採草・放牧に向く晩生品種です。
・耐倒伏性に優れます。
ほほう・・・いろいろ書いてくれてはいますが、実際に栽培してみないとわかりませんね!!
北海道・北東北地方の栽培に適している種は、温暖な讃岐での栽培には向かないんだろうな~とは感じますが、その他の説明だけではモルモットにどれが良いかなどわからない。育てて食べさせてみてうちの子たちがおいしく食べてくれるかどうか見て大量生産始めればいいかな!頭で考えるより、まずはやってみる派です。
プランター栽培
種を購入しましたら、1kg分の大量の種がやってきました。
まずは試しにプランターで少量育ててみることに。
プランターに土を入れていると飼い猫のクロワッサンがやってきてプランターの中に座って用を足してくれました。違うんだよ、あなたのトイレをしつらえている訳じゃないんだよ。と思いながらあらためて土を足して種をまきます。
種まき完了後のプランターは、さっそくクロワッサンがほじくっていましたのでプランターがトイレにされないように上に金網をかけておきました。
数日経ち、か細い髪の毛のような緑の葉が生えてきています。うちのモルモットさんたちが喜んで食べてくれるようになるまではまだ先が長そうですが、芽が出たことがすでに嬉しい。猫にほじくられないように気を付けて大事に育てていきたいと思います。
大規模栽培
プランターでチモシーが育ちそうなので、畑での栽培にも挑戦することに。
スタッフに種まきが出来るよう畑を整備してもらい、種まき完了しました。
チモシー栽培は北海道で盛んなようですが、香川県でも成長するのでしょうか。
お楽しみにお楽しみに・・・